BLOG

ブログ

BLOG

2021/05/01 17:57

農園レポート 5月

いつもご覧いただき誠にありがとうございます。

今月から農園レポートを担当します。
小林果園のタケシマといいます。

入社2年目です。仕事は生産から選果まで担当しています。
どうぞよろしくお願いいたします

さて、カエルの鳴き声も聞こえてきていよいよ「初夏」になりましたね。
20℃を超える温かい日も続いており、毎日山で汗をかきながら農作業をおこなっております。

小林果園の園地ではミカンの花が満開を迎えました。



今月の農作業は「摘蕾(てきらい)」です。

摘蕾とは!?
花芽が膨らみ「つぼみ(蕾)」の状態になってから開花するまでに蕾を手で摘んでしまうことを摘蕾と言います。
摘蕾には弱勢な花芽を旺盛に育てるために枝分かれした片側の蕾をすべて摘み取ってしまう方法と、果実を大きくさせるために数個のつぼみを残して他を摘み取る方法があります。


~大きな果実に育てるために~
果実は雌しべ(めしべ)を構成している子房が肥大してできます。大きな果実を得るためには子房の細胞数を蕾のうちに増やしておく必要があります。
開花で多くの貯蔵養分が消費されてしまうため「摘蕾・摘花」を早期におこなって開花数を減らし、貯蔵養分の浪費を防いで充実した花を咲かせることが望ましいのです。



私ども小林果園では「農と共に生き」愛情と手間と情熱を込めてお客様に安心して喜んでもらえる "笑顔をお届けする" みかん作りに誇りを持って取り組んでおります。