2021/06/02 17:45
農園レポート 6月
いつもご覧いただき誠にありがとうございます。
農園レポート担当のタケシマです。
今年は梅雨入りがとても早く訪れ、農園での作業も遅れ気味。
園地の雑草も勢いを増して伸びてきたので、梅雨の晴れ間に草刈りをおこないました。
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気温も25℃を超えて湿度も高め、大汗をかきながらの作業です。
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小林果園では除草剤をなるべく使わないよう、草刈りでの雑草処理をおこなっています。
刈り取った草も「雑草堆肥」として使う!自然に沿った農業を常に意識した取り組みですね(笑)
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~草刈りの作業は大変だけど土に良いことが満載~
草刈りでは雑草の根っこが残ってしまうため、あまり良くないと思われがちですが、草刈りで残った根は枯れた後に土壌内の微生物によって分解され、栄養豊富な土へと変わります。また、根っこが残ることで根のあった部分はトンネルのような空洞になり「フカフカ」の軟らかい土壌になってくれます。
除草剤で根ごと枯らしてしまうと、微生物による分解が損なわれ、硬く締まった土になります。また、土が固くなると固い土でも繁殖できるような雑草が生えやすくなり、フカフカの土を好む微生物が減っていきます。植物は光合成によって作られた糖分を根から放出して土壌の微生物を育て、彼らが住みやすい環境を土の中で作るとともに、微生物たちと協力し合いながら自分たちも育ちやすい環境を作っているのです。
私ども小林果園では「農と共に生き」愛情と手間と情熱を込めてお客様に安心して喜んでもらえる "笑顔をお届けする" みかん作りに誇りを持って取り組んでおります。